Record China 2021年11月16日(火) 13時20分
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14日、中国メディアの観察者網は、「今の日本で最も意味のない話をする人物」についての記事を掲載した。
2021年11月14日、中国メディアの観察者網は、「今の日本で最も意味のない話をするのは、小泉純一郎の息子だ」とする記事を掲載した。
記事は、政治一家に生まれて総理大臣の父親を持つ小泉進次郎氏がこれまで順調に出世し、環境大臣のポストに就くにまで至ったと紹介する一方で「残念ながら、彼の特技は『意味のない話をすること』なのだ」と伝えた。
そして、19年に環境相として国際会議デビューを果たした国連気候変動サミットではインタビューに対して「今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている」という発言をしたほか、会議出席のために訪れた米国でステーキハウスに入った際に「牧畜業が地球温暖化を加速させると言われるのに、環境大臣であるあなたはなぜステーキを食べに来たのか」という質問を受け、「ステーキは毎日でも食べたいが、毎日は食べられるものではない」「ステーキと気候変動の関連がニュースになるなら、環境問題を考える良いきっかけになると思う」とコメントしたことを紹介し、「日本国民が恥ずかしい思いをした」としている。
さらに、昨年に福島第一原発の放射性廃棄物処理問題に関して「約束は守るためにありますから約束を守るために全力を尽くします」と発言する一方で具体的な努力の内容には一切触れず、日本の世論から「何を行っているのか分からない」「知能レベルがバレる」といった批判が相次いだほか、「まず相手の質問を繰り返す」「接続詞を使って同じ話を繰り返す」という小泉氏の発言パターンを「進次郎構文」と命名したり、その構文の生成器を作ったりするネットユーザーが出現したと伝えた。
その上で、小泉氏の発言が中国でも関心を集めており、「聴君一席話、如読十年書」(君の話は、10年分の読書に相当するほど有益だった)という諺をもじって「聴君一席話、如聴一席話」(君の話を聞いたが、まるで君の話を聞いているようだった)、「一席話」と呼ばれていると紹介する日本のネットユーザーもいたと説明した。
記事は、今年40歳になった小泉氏がこれまでルックスの良さも相まって国民から高い人気を獲得し、世論調査で「次の首相にふさわしい人物」として多くの支持を集めてきたものの、19年以降の公の場における発言により批判が強まり、人気や支持が崩れ始めたと指摘。「多くの人にとって彼の唯一の貢献は、ネット上で使えるネタを増やしたことだけかもしれない」と評している。(翻訳・編集/川尻)
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