英政府、中国新疆「ジェノサイド」認定を拒否、新疆綿輸入禁止にも同意せず―中国メディア

Record China    2021年11月17日(水) 12時20分

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中国共産党系の環球時報によると、英政府は、英議会が提言していた中国新疆ウイグル自治区の少数民族ウイグル族の状況を「ジェノサイド」と認定することを拒み、新疆綿の輸入禁止についても同意しなかった。

中国共産党系の環球時報によると、英政府は、英議会が提言していた中国新疆ウイグル自治区の少数民族ウイグル族の状況を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と認定することを拒み、新疆綿の輸入禁止についても同意しなかった。

英下院外交委員会がこのほど、政府の回答を公表した。

AFP通信や日本経済新聞などによると、下院外交委員会は今年7月、新疆ウイグル自治区の人権状況についてまとめた報告書を公表。政府に対し、今年4月に議会が採択した動議を受け入れ、新疆ウイグル自治区の少数民族が「人道に対する罪とジェノサイドに苦しんでいる」と認定することや、ウイグル族に強制労働をさせた疑いがあるとして同自治区産の綿製品の輸入を禁止することなどを提言していた。

議会が今年4月、新疆ウイグル自治区の少数民族が「人道に対する罪とジェノサイドに苦しんでいる」と認定し、政府に行動を求める動議を超党派の賛成で採択すると、在英中国大使館は声明で、ジェノサイドとの主張は虚偽だとした上で、「中国の内政への粗暴な干渉に断固反対し強烈に非難する」と反発していた。(翻訳・編集/柳川)

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