韓国でまた警察の”未熟対応”が物議、犯人を見て「きゃー、お母さん!」と一目散に逃走

Record Korea    2021年11月24日(水) 10時20分

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22日、韓国・デイリーアンによると、仁川市で起きた殺人未遂事件で、事件時に女性警察官が現場から離れたことが物議を醸す中、楊平市でも同様の出来事が起こっていたことが分かり、波紋を広げている。

2021年11月22日、韓国・デイリーアンによると、仁川市で起きた殺人未遂事件で、事件時に女性警察官が現場から離れたことが物議を醸す中、楊平市でも同様の出来事が起こっていたことが分かり、波紋を広げている。

記事によると、韓国の複数のインターネット掲示板に同日、京畿道楊平市の住宅街で今月2日に発生した刃物事件の犯人逮捕の瞬間を映した映像が投稿された。

同事件は中国国籍の男が韓国籍の知人2人に向かって刃物を振り回した事件。男は分厚いコートを着ていたためテーザー銃で制圧できず、警察官らは警棒を持って男と肉弾戦を繰り広げ、実弾4発を撃って制圧に成功した。

問題となっているのは、映像に登場する女性警察官の行動。数人の男性警察官が男を取り囲んで交互に攻撃を仕掛ける中、女性警察官は近づいてきた男を見て「きゃー、お母さん!」と悲鳴を上げ、一目散に逃げている。その後男は男性警察官らによって制圧され、女性警察官は状況が落ち着いた後に現場に戻ってくる。

これを見た韓国のネットユーザーからは「これはひどい」「未熟すぎる」「同僚が命がけで戦っているのに1人だけ逃げるとは」「一般市民よりも先に逃げていく警察官…。その状況で自分の安全を優先するのか」「地元で鬼ごっこでもしているのかと思った」など批判の声が続出している。また、「女性警察官は必要ない」「女性を軽視する気はないが、業務上女性が現場に出るのは難しい」など「女性警察無用論」まで登場している。

韓国では今月15日にも、仁川市のマンションで騒音トラブルにより40代の男が下の階の家族を刃物で切りつける事件が発生したが、現場に駆けつけた女性警察官が男の犯行を制止せず、応援要請を理由に現場を離れたことが被害を拡大させたとして物議を醸していた。この事件に関しては文在寅(ムン・ジェイン)大統領も「あってはならないことが起きた」「警察が最も優先するべき義務は市民の命と安全を守ることだ」などとコメントしたという。(翻訳・編集/堂本

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