人民網日本語版 2021年11月24日(水) 0時30分
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中国国家統計局が公式サイトで発表した「中国統計年鑑2021」が明らかにしている各省の農村の男女比率は、農村における男性の数の多さと、対する女性の少なさという現状を反映している。
中国の農村の若者の結婚状況は常に社会の注目の的となってきた。中でも「農村の適齢期を過ぎた男性は結婚が難しい」という問題はたびたび話題となり、議論となっている。
中国国家統計局が最近、公式サイトで発表した「中国統計年鑑2021」が明らかにしている各省の農村の男女比率(女性100人に対する男性の数)は、農村における男性の数の多さと、対する女性の少なさという現状を反映している。
「中国統計年鑑2021」の表2-11「地域ごとの世帯数、人口、男女比率、世帯規模(農村)(2020年)」によると、中国全土の農村人口の男女比率は107.91となっている。2020年に実施された第7回全国国勢調査の総人口男女比率は105.07だった。
省別でみると、31省の農村人口の男女比率はいずれも100以上で、そのうち14省が110以上となっている。具体的には北京市120.21、山西省110.07、内モンゴル自治区112.26、上海市130.93、浙江省110.82、福建省110.94、江西省110.04、湖北省111.34、広東省111.36、広西チワン族自治区111.83、海南省116.52、重慶市111.89、雲南省111.52、寧夏回族自治区110.19となっている。
一方で、「中国統計年鑑2021」の表2-9「地域ごとの世帯数、人口、男女比率、世帯規模(都市)(2020年)」によると、河北省や内モンゴル自治区、遼寧省、吉林省、黒竜江省、安徽省、河南省、重慶市、四川省、寧夏回族自治区といった省・市の男女比率は100未満であることは注目に値する。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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