Record China 2021年11月27日(土) 20時30分
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中国では購入後に箱を開けるまで中身が分からない「ブラインドボックス」と呼ばれる商品が流行している。玩具やホビー用品などで人気に火がついたものだが、最近は独身から脱出したい人向けのものがひそかに人気だ。
中国では購入後に箱を開けるまで中身が分からない「盲盒(ブラインドボックス)」と呼ばれる商品が流行している。もともと玩具やホビー用品などで人気に火がついたものだが、最近は「脱単(独身から脱出)」したい人向けのブラインドボックス「脱単盲盒」が大都市の夜市などに登場し、ひそかに人気だという。
香港英字メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストが伝えたもので、脱単盲盒とは、男性向けと女性向けの二つの箱が置かれ、客は箱の中から「未来のパートナー候補」のメッセンジャーアプリ、微信(ウィーチャット)のIDを入手したり、箱の中に自分のIDを残したりするために、1元(約18円)を支払うというシステム。購入者は、入手したIDの所有者に連絡してデートに誘うこともできる。
自身のIDを箱の中に残したという客の一人は「どんな人が私のIDを引くのかとても気になる」と話しているが、北京のある結婚・家庭カウンセラーは、見知らぬ人と連絡を取り合うことの危険性を訴えている。
別の報道によると、中国では各地の路地裏などに「脱単便利店(独身脱出コンビニ)」も出現している。こちらも低料金で瓶の中などに自分の連絡先を入れて残しておくことができるというものだ。
中国では2018年時点で成人の独身者が日本の総人口のほぼ2倍に相当する2億4000万人いて、将来的には4億人に達するとも予想されている。(翻訳・編集/柳川)
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