駐車場不足が深刻!1台分スペースの分譲価格、「ベンツが買えてしまう」金額にまで高騰―北京市

Record China    2014年5月26日(月) 18時34分

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23日、北京では自動車の保有率が絶えず増加するなか、超高額な駐車場が次々と出現している。

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2014年5月23日、北京では自動車の保有率が絶えず増加するなか、超高額な駐車場が次々と出現している。新京報が伝えた。

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日本の駐車場スペースは月額の賃貸が主流だが、中国では賃貸のほか分譲の駐車場スペースも多い。現在、郊外の五環路の地下駐車場の購入価格は1台当たり15〜20万元(約240〜320万円)、四環路から三環路の間では15〜30万元(約240〜480万円)となっている。しかし、市中心部の一部地域ではその価格は40〜60万元(約640〜960万円に跳ね上がり、高級住宅の駐車場では60〜100万元(約960〜1600万円)のところもある。ベンツやBMWを買える金額だ。

このように高額な駐車場が現れている原因としては、まず自動車保有率の増加に伴う土地不足が挙げられる。また、業界関係者の話によると、駐車場の価格は市に対して報告し許可をもらう必要がないため、開発業者が高い価格を設定しているのだという。

高額な駐車場はアジアの大都市では一般的な現象となっている。例えば、台北では350〜400万台湾ドル(約1190〜1360万円)、香港の繁華街のオフィスビルの駐車場でも300万香港ドル(約3900万円)と高額だ。

北京市海淀区のあるマンションで駐車スペースを借りると、1カ月で800元(約1万2800円)かかる。このマンションで駐車スペース(所有権50年)を購入した場合の価格は50万元(約800万円)だ。賃貸料金が大幅に変動しなければ、50万元で50年ほど借りることができる。賃貸と購入どちらがお得かは、場所や駐車場の使用期間などで変動するようだ。(翻訳・編集/藤)

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