Record Korea 2021年12月1日(水) 23時20分
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ソウル大学で児童福祉学を専攻する女子大生が、家庭教師として7歳の少女に暴力を振るっていた事実が明らかになり、物議を醸している。写真はソウル大学。
2021年11月30日、韓国メディア・JTBCによると、ソウル大学で児童福祉学を専攻する女子大生が、家庭教師として7歳の少女に暴力を振るっていた事実が明らかになり、物議を醸している。
記事によると、少女の両親は娘の様子がこれまでと違うことを不審に思い、部屋に監視カメラを設置。すると映像には、家庭教師の女子大生が少女の顔や頭を拳で殴る姿が映っており、女子大生は「両親に言ったら許さない」「もっと殴る」などと言い、少女を脅迫していたという。当時、少女がスケッチブックに書いた絵には、交通事故に遭い魂が出ていった人間や、血の涙を流す子どもなどが描かれていた。
少女の両親は「ソウル大生という肩書を信用して家庭教師を任せたが、だまされたようだ」と話しているという。 女子大生は「子どもが問題を解かずにぼんやりしていたため、我慢できずに殴った。最初から暴力を振るっていたわけではない」と反論している。
虐待の事実を知った両親はすぐに警察へ通報。少女は警察の調査で「昨年3月から8カ月間虐待された」と証言したが、裁判では「殴り始めたのは8月から」という女子大生の供述が認められ、1審の判決では懲役10カ月と執行猶予2年が宣告されたという。
しかし、少女は1年が過ぎた今でも心的外傷後ストレス障害(PTSD)や不安障害などの後遺症に苦しんでいるといい、両親は少女が8カ月間に少なくとも900回以上の暴力を受けたという証拠を追加し控訴するつもりだという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「そんな人間がよくも先生なんてできるな」「児童福祉学が専攻なんて恐ろしい」「親と先生の間で少女はつらかっただろうね」「少女は一生トラウマに苦しむだろうに、加害者は執行猶予で刑が免除されるなんて」「私が親だったら殴り倒していると思う」「加害者も少女の父親から8カ月間殴られ続ければいい」など、怒りや批判の声が多く寄せられている。
一方で、「加害者が悪いのは事実だけど、7歳の子に家庭教師を付ける理由が分からない」「その家庭教師代を使って子どもと触れ合う時間を増やせばいいのに」など、親に対するコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)
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