Record China 2021年12月1日(水) 20時20分
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中国のスポーツメディア・捜狐体育は11月30日、「中国卓球女子シングルス筆頭のライバル?伊藤美誠の主力5選手に対する勝率は2割にも満たず」と題する記事を掲載した。
記事は、米ヒューストンで行われた卓球の世界選手権について、「伊藤は大会前に女子シングルス、女子ダブルスの二つの金メダルを獲得したいと豪語していたが、獲得したのは女子ダブルスの銀メダル一つで、シングルスではベスト8にとどまった」と指摘。その上で、「伊藤は近年急速に成長し、今や中国女子の最大のライバルとも言われているが、中国の主力選手との対戦ではその戦績は落ち込んでいる」とし、国際大会での対戦を基に「主力5選手との対戦は通算で7勝29敗(勝率19%)、中でも陳夢(チェン・モン)には1勝もできていない」と論じた。
記事がまとめた伊藤の対中国主力選手の戦績によると、陳夢には0勝4敗の勝率0%、孫穎莎(スン・インシャー)には2勝8敗の同20%、王曼昱(ワン・マンユー)には2勝9敗の同18%、王芸迪(ワン・イーディー)には2勝4敗の同33%、陳幸同(チェン・シントン)には1勝4敗の同20%となっている。同記事は過去の各選手との対戦について詳しくレビューしており、孫穎莎との対戦では6連敗中であること、王芸迪に対する2勝はいずれもフルゲームまでもつれていることなどを指摘している。
これに対し、中国のネットユーザーからは「伊藤には一定の実力はあると思う。ただ勝負にこだわる気持ちが強すぎる。毎回(負けた時に)調整がうまくいかなかったと言わないでほしい」「伊藤は技術というよりメンタルが問題だと思う」「伊藤に陳夢をぶつけるのはたぶん良くない。伊藤は陳夢には恐れることなく向かっていける。伊藤にとっては孫穎莎と王芸迪の方が嫌だろう。2人を避ければ優勝の可能性はある」「ここ2~3年、中国の最大のライバルであり続けられたのは、ある意味で彼女は成功しているということ。それに、当時は中国の選手が何人も彼女にやられて引退を早めた。スポーツに勝敗はつきもの」「伊藤は劉国梁(リウ・グオリアン。中国卓球界のレジェンド)の下で1年間トレーニングしたら、結果はどうなるだろうね」といった声が寄せられている。
また、ほかに潜在力がある選手として平野美宇や早田ひなの名前を挙げる声や、勝率は高くなくても「日本卓球への警戒を怠ってはいけない」と指摘する声も出ている。(翻訳・編集/北田)
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