新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」の世界的な拡大を受け、日本は11月30日午前0時より全世界からの外国人の新規入国を原則停止した。

これに関連し、中国メディアの紅星新聞は12月1日、日本へ留学する中国人学生にとっては日本行きが難しくなり、現在日本にいる中国人学生にとっては帰国が難しくなるという状況が現れていると報じた。

記事は、日本の外国人入国をめぐる状況について、昨年4月、外国人の入国拒否対象を中国を含む計73か国・地域に拡大し、同年10月から入国制限措置を全世界対象に限定的な範囲で緩和したものの、今年1月13日には再び外国人の入国を2月7日まで全面停止すると発表し、11月8日からようやく外国人留学生の新規入国を条件付きで認めるようになったが、それからわずか1カ月もたたずに入国が再び停止されることになったと紹介した。

また、現在日本にいる中国人学生にとっては帰国したくても中国便の本数が限られ、運賃も高騰しており、日本にとどまらざるを得ない状況になっているとも伝えている。（翻訳・編集/柳川）