Record China 2021年12月2日(木) 13時20分
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中国ドラマ「当家主母」の猫が死亡するシーンで、実際に猫を殺したのではないかと物議を醸している問題で、出演した役者が「猫が液体を4~5回注射されていた」と語った。
中国ドラマ「当家主母」の猫が死亡するシーンで、実際に猫を殺したのではないかと物議を醸している問題で、出演した役者が「猫が液体を4~5回注射されていた」と語った。中国メディアの新京報が伝えた。
「当家主母」は11月に配信をスタートした時代劇ドラマ。この中で白猫の毒殺シーンがあるが、口から血を吐き、目を見開いたまま倒れる猫の様子に視聴者から「本当に殺害したのではないか」との声が上がった。撮影チームは、口元の血は「血のり」で、猫がもがく様子は糸で引っ張って表現したとし、「実際に死んだわけではない」と説明したが、依然として騒動は尾を引いている。
そうした中、同ドラマに出演し、同シーンの撮影の際に現場にいたという俳優の李中賀(リー・ジョンハー)は「白猫が3時間のうちに4~5回何か分からない液体を注射されているのを見た。注射された後はほとんど動かなくなった。猫がテーブルから落下した後、もう一度注射されていた」と証言した。
また、「猫がちょっと動いたりしたら、もう一度撮り直すことがあった。薬の量が足りていないために追加されたのかもしれない」とも語った。注射を打った人物が専門家かどうかについては分からないという。
李中賀は、撮影スタッフが手足につないだ糸で白猫を操っていたのも見たといい、「猫の動きをコントロールしていた。動かしたい時は動かし、動かしたくない時は引っ張って動かないようにしていた」と語った。なお、同ドラマの制作会社は猫への注射について、「回答を差し控える」としている。
猫についは、同ドラマのエキストラを名乗る人物がSNSに「猫は電気ショックで死んだ」と投稿していたが、制作側はこれを否定し、警察に通報してこの人物に対して刑事責任を追及するとしている。(翻訳・編集/北田)
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