人民網日本語版 2021年12月2日(木) 16時40分
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中国の国家級気象観測所に、極地から「2人の新メンバー」が加わった。
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「成功した!受信に成功した!」中国の国家級気象観測所に、極地から「2人の新メンバー」が加わった。北京時間11月30日午後8時、国家気象情報センターは中国南極観測基地「崑崙基地」「泰山基地」からの気象観測データの受信に成功した。これは5年と9年近くの安定運営を経て、南極にある崑崙基地と泰山基地の観測所が業務運営能力を備え、両観測所は今月1日より正式に業務運営を開始し、長期的かつ連続的な通常気象観測データを取得することを意味する。科技日報が伝えた。
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強風と極寒で知られる南極大陸は、最低気温はマイナス89.2℃、風速は100m/sに達し、自然環境が極めて過酷だ。長期的かつ連続的な通常気象観測は、中国の極地天気・気候の観測予報能力を効果的に強化でき、極地天気予報及び気候変動の評価の精度を高め、科学調査をサポートし、極地環境を保護する上で重大な意義を持つ。
同一の型式を採用した自動観測所として、正式メンバーになるのにかかった時間が一方が5年で、もう一方が9年だったのはなぜだろうか。両基地の観測所の建設に参加した中国気象科学研究院青蔵高原・極地気象科学研究所の丁明虎(ディン・ミンフー)副所長によると、これはラサとチョモランマに気象観測所を設置するようなものだ。「実習期間」がより長い泰山基地の観測所は標高2626メートルのエリアで先に基礎を固め、長期的な低温の試練を乗り越えた。これにより標高4093メートルの「氷床の頂」に位置する崑崙基地の観測所が5年内に順調に正式メンバーになったという。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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