Record Korea 2021年12月9日(木) 15時20分
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韓国の新型コロナウイルスの致死率が、世界平均を超えたことが分かった。イメージ写真。
韓国の新型コロナウイルスの致死率が、世界平均を超えたことが分かった。12月8日、韓国・朝鮮日報が報じた。
記事によると、国際統計サイト「Our World in Data」が発表した7日時点における韓国の新型コロナウイルスの致死率(感染者数 対 死亡者数)は1.42%であり、世界平均の1.41%を0.01ポイント上回った。主要7カ国(G7)のうち、韓国よりも致死率が高いのは米国(2.19%)だけだという。
経済協力開発機構(OECD)の加盟国38カ国の中で見ると、韓国の致死率は9番目。韓国を上回るのは、メキシコ(6.49%)、コスタリカ(2.47%)、米国(2.19%)、コロンビア(1.95%)、ラトビア(1.92%)、ハンガリー(1.87%)、ポーランド(1.63%)、ギリシャ(1.43%)の8カ国のみとなる。
韓国は2020年末に新型コロナウイルスの第3波が発生した際、約2%の致死率を記録。その後徐々に低下し、21年5月末以降は約0.5%の数値を維持していた。7月中旬には0.1%台にまで下がったが、10月中旬に再び0.5%に増加し、11月2日には再び1%を超えている。
現在の韓国の致死率は、1日に数万人もの陽性者が確認される欧州諸国よりも高いといい、英国の致死率は0.28%で、フランスは0.4%、ドイツは0.56%。最近7日間における1日の平均新規感染者数は、英国が4万7827人、フランスが4万4727人、ドイツが5万5540人と、韓国(5304人)の8倍から10倍ほど多かった。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「ウィズコロナを開始する時点で、十分な数の病床を確保しておくのが当然でしょ」「結局、自慢のK-防疫が国民を死に至らしめている」「世界最短の6カ月間でワクチン接種率80%を達成するという国民性を見せたが、無能な指導層のせいでK-防疫は失敗に終わった」「結局税金を無駄遣いし、経済を崩壊させ、死亡率を高めただけ」「ワクチン接種による死亡者数も加えたらもっと高まるはず。これは絶対に責任を問うべき」「こういう時は黙っているのに、少し回復するとまた自画自賛を始める文大統領にはもううんざり」など、政府に対する批判の声が相次いでいる。(翻訳・編集/丸山)
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