スマホゲームの広告、中国が「西台湾」と表示される―台湾メディア

Record China    2021年12月10日(金) 12時20分

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ドイツのゲーム開発会社が開発したスマートフォンゲームの広告で、中国が「西台湾」と表示された。

ドイツのゲーム開発会社が開発したスマートフォンゲームの広告で、中国が「西台湾」と表示された。

台湾メディアの自由時報によると、ドイツの「Bytro」が開発したゲーム「国家衝突:第3次世界大戦(Conflict of Nations:WW3)」について、フェイスブック上に表示される広告の地図上で中国が「西台湾(WEST TAIWAN)」と表示されているとの報告が相次いだ。なお、モンゴルの位置に「中国(CHINA)」と表示されていたという。

故意かどうかは不明だが、ネット上では議論が巻き起こっている。ただ、あるゲーム情報サイトでは、「広告代理店によるクリック率やトラフィックを稼ぐための宣伝手法の可能性が高い。広告はパロディーで、実際のゲーム内では表示されない」とも報じられているという。

自由時報によると、「西台湾」は海外のネット上で発生したワードで、中国が展開する「戦狼外交」に反感を覚えたユーザーが「台湾は中国のものではない」という主張が中国を最も怒らせると知り、使い始めたという。関連グッズが出されたり、著名人が中国を挑発するために口にしたりすることもあるそうだ。

一方、中国メディアの観察者網は、問題の広告の地図について、台湾メディアが指摘した他、新疆ウイグル自治区が単独で表示されていたり、九段線がなかったりすることも「間違いだ」と指摘。「誇張や事実の歪曲で注目を集める『ごみ広告』のようなものだが、これがどのようなプレーヤーを集めるかも明らかだ」としたほか、「台湾メディアにはこんな『ごみ広告』が宝のように映るようで、騒ぎ立てている」と皮肉った。(翻訳・編集/北田

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