Record China 2021年12月10日(金) 16時20分
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IOCは10日、2028年のロサンゼルス五輪で行う28競技を選出した。しかし、長年実施され中国が得意としていた「重量挙げ」が含まれていなかったことで、中国のネット上が騒然としている。
国際オリンピック委員会(IOC)は10日、2028年のロサンゼルス五輪で行う28競技を選出した。しかし、長年実施され中国が得意としていた「重量挙げ」が含まれていなかったことで、中国のネット上が騒然としている。
IOCは今年の東京五輪で初めて採用され注目を集めたスケートボード、サーフィン、スポーツクライミングを28競技に含める一方、重量挙げ、ボクシング、近代五種については「保留」とした。ただ、23年のIOC総会で追加される可能性もある。
このニュースが中国メディアによって報じられると、ネットは騒然とした。中国は重量挙げで無類の強さを発揮しており、東京五輪では8選手が8種目に出場し、金メダル7個と銀メダル1個(2位のエクアドルでも金1個、銀1個)を獲得。女子49キロ級の侯志慧(ホウ・ジーフイ)は五輪新記録をマークしていた。
最近の米中対立もあり、中国のネット上では「重量挙げなんて伝統的な競技だろうに」「アメリカは東京五輪のメダル数で中国に追い詰められたから、負けるのが怖いんだろう」「メダルランキングのためにこんなことまで。なんて恥知らずなんだ!」「本当にツラの皮が厚い!」「いっそのこと(中国が得意な)卓球や飛び込みも除外したらどうなんだ!」「もう28年はアメフトだけやればいいだろ」といった不満や皮肉の声が相次いでいる。
なお、重量挙げやボクシングについては、国際ボクシング協会(AIBA)や国際重量挙げ連盟(IWF)の組織運営の問題、ドーピングへの対応の不備などが問題視されての「保留」となったが、中国メディアの記事ではこの点は報じられていない。(翻訳・編集/北田)
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