Record China 2021年12月13日(月) 12時40分
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12日、環球網は、日本の青森県近海でイワシとみられる小魚が大量死して水面に浮かぶ現象が発生したと報じた。写真は青森の海。
2021年12月12日、中国メディアの環球網は、日本の青森県近海でイワシとみられる小魚が大量死して水面に浮かぶ現象が発生したと報じた。
記事は、海上自衛隊八戸航空基地が12日に第2管区海上保安本部に対し、青森県東通村付近の海域で大量の魚の死体が浮かんでいるとの報告を行ったと紹介。八戸海上保安部の巡視船が現場海域を訪れると、イワシとみられる小魚の死体がが長さ約4キロ、幅50〜100メートルの範囲で海面を埋め尽くすように大量に浮いているのが見つかったと伝えた。
そして、海上保安部の話として、現場海域付近で事故が発生したとの情報はなく、大量死が発生した原因は分かっていないと紹介している。
日本の海域で発生した魚の大量死は中国のネット上でも注目を集め、中国版ツイッター・微博のホットワードランキングでも一時関連ワードがトップ5に入った。
この件について中国のネットユーザーは「この期に及んで原因不明だと?」「放射性廃水で魚が死んだんだ。日本からの魚類の輸入は注意せよ」「この魚たちは放射性廃棄物を海に流し込んだ犠牲になった。かわいそうだ」「これがあと数年したら世界中の海域が汚染されて、全人類に災厄をもたらすことになる」など、福島第一原子力発電所事故やその汚染処理水の海洋放出に関連付けて批判するコメントを多く残している。
また、「これは大地震の前兆かもしれない」「地震、津波、富士山の噴火と起きて、日本が沈没するのだろう」という感想も見られた。(翻訳・編集/川尻)
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