「怖くて眠れなかった」=米国で竜巻30個発生、中国人留学生が恐怖を語る―中国メディア

Record China    2021年12月13日(月) 14時20分

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12日、極目新聞は、米国中部で発生した大規模な竜巻を現地で経験した中国人留学生の話を紹介する記事を掲載した。

2021年12月12日、中国メディア・極目新聞は、米国中部で発生した大規模な竜巻を現地で経験した中国人留学生の話を紹介する記事を掲載した。

記事は、米国中部6州で10日に少なくとも30件の竜巻が発生し、100人を超える市民が犠牲になったと紹介。中でも被害が最も大きかったケンタッキー州に住んでいる中国人留学生に当時の様子について話を聞いたとした。

この留学生は3カ月前、学校の交流プログラムによって北京から同州にあるレキシントン大学に留学し、機械工学を学んでいるという。留学生によれば、10日午前4時ごろに突然外から大きな雷鳴が聞こえ、直後にガラス窓が揺れ動くほどの大きな風が吹いたとのこと。「その数時間前に携帯電話で竜巻に関する警戒情報を受信していたので、これは竜巻が来ると思った」と留学生は語っている。

雷鳴と暴風、豪雨は11日昼に竜巻がこの地区を通過するまで続き、その後徐々に収まったとのことで「米国に来るまで竜巻なんて聞いたこともなかった。ものすごく怖くて、眠れなかった」と当時を振り返った。

竜巻が収まって留学生が外に出てみると、路上では小さな木が吹き倒されているのが見えた。その後、レキシントン市は竜巻がかすめただけで済んだと知り「非常にラッキーだった」と思ったという。

留学生は今回の経験から、米国人が竜巻に対して豊富な経験に基づく多くの対策を行っていることが分かったとし、リアルタイムの警報システムや、各家庭に竜巻発生時に避難するための地下室が有ることなどを例に挙げた。また「米国人は普段から避難訓練をやっているのだろう。今回のような災害への反応がわれわれ中国人よりもスピーディーだった」と語っている。(翻訳・編集/川尻

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