人民網日本語版 2021年12月14日(火) 8時50分
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誠品書店は江蘇省蘇州市で11日、蘇州市、台湾地区台北市、香港地区、東京の各店舗について年間読書報告書を発表した。
誠品書店は江蘇省蘇州市で11日、蘇州市、台湾地区台北市、香港地区、東京の各店舗について年間読書報告書を発表した。中国新聞網が伝えた。
ジャンル別の売上を見ると、芸術設計類の書籍が蘇州市で成長を5年維持し、29%の割合で現地で最も売れているジャンルとなった。文学創作類の割合は台北市と香港地区で18%近く、蘇州市でも17%にのぼった。3地の子供向け書籍の割合は16%前後で安定。
新型コロナ感染症の影響は書籍の好みにも反映された。台北市と香港地区では心理・自己啓発類の販売が一定の割合を占めた。蘇州では歴史文化類の販売が好調だった。ポストコロナ時代の「富の自由」が人々の注目の焦点になり、ビジネス関連本が注目を浴び続け、世界経済関連の新刊の販売が前年同期比238%増となった。また、興味深いことに、子供向けのビジネス教育類の新刊の販売も200%増となった。
各ジャンルの名作も読者から人気を博した。宮崎駿の大陸初出版となる簡体字中国語版の「となりのトトロ」と「千と千尋の神隠し」が、誠品書店(蘇州)の「2021年度新刊ランキングトップ10」の1・2位を独占した。映画公開20周年を迎える「ハリー・ポッター」シリーズの売れ行きも依然として好調だ。映画版の上映に伴い、「デューン」(6部作)もSF新刊の販売126%増加をけん引した。(提供/人民網日本語版・編集YF)
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