中国のスタバ、期限切れ食材問題で謝罪、全国の店舗を検査へ―中国

Record China    2021年12月14日(火) 16時20分

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中国・無錫にある2店舗について報じられた期限切れ食材の使用問題をめぐり、スターバックス中国の公式アカウントは13日夜、全顧客に対する心からの謝罪を表明した。

中国江蘇省無錫市にある2店舗について報じられた期限切れ食材の使用問題をめぐり、スターバックス中国の公式アカウントは13日夜、「調査の結果、店舗スタッフに運営オペレーション上の違反行為があったことが確認された」とし、全顧客に対する心からの謝罪を表明した。

同社は13日午後の投稿で、「この件を受け、われわれはいち早く両店舗を閉鎖し、直ちに調査を始めた」「中国市場参入から22年、厳格な食品安全基準の遂行に努めており、食品安全問題にゼロ容認の態度を取ってきた」などと説明。同日夜の投稿では謝罪とともに、「以下の行動をすでに取った」として問題の店舗に対する調査・改善の他、全国の店舗で食品安全基準の実施状況の全面的検査を始めたことや、全店舗を対象に定期検査や抜き打ち検査の頻度と範囲を増やしたこと、食品安全問題に関する内部通報ルートを強化したことなど6項目を示した。

中国メディアの中国経済網によると、この問題をめぐっては無錫市の市場監督当局も同日、「高度に重視しており、専門の作業チームを組織して精査作業を全面的に展開した」と公表。また、中国メディアの澎湃新聞は13日、「個別の店のせいにしてはならない」とし、「国内の約5000店舗は全て直営店。本来であれば直営モデルの管理は加盟モデルに比べより規範的なのに、なぜスタバは自社の食の安全を管理できていないのか」と疑問を呈する記事を掲載した。

なお、14日午前10時現在(日本時間)、「スタバが期限切れ食材の使用認める」は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の検索ワードランキングで1位となっている。(翻訳・編集/野谷

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