安倍氏がまた台湾めぐり中国批判、「日本のネット民もうんざり」と中国メディア

Record China    2021年12月15日(水) 17時20分

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14日、中国メディアの環球網は、「台湾有事は日本有事」発言で注目を集めた安倍晋三元首相が再び「問題発言」を行ったと報じた。

2021年12月14日、中国メディアの環球網は、「台湾有事は日本有事」発言で注目を集めた安倍晋三元首相が再び「問題発言」を行い、日本のネットユーザーもうんざりしていると報じた。

記事は、安倍元首相が14日、日本、米国、台湾のシンクタンクなどが台北で開いたフォーラムにオンラインで出席したと紹介。このフォーラムには台湾の蔡英文(ツァイ・インウエン)総統も参加したと伝えた。

そして、フォーラムの中でスピーチを行った安倍元首相が「中国に対しては、領土拡張を追い求めてはならないと強く言うべきだ。隣国を挑発したり、しばしば追い詰めたりする行いは控えるべきだと言うべきだ」と発言し、日本メディアが「安倍元首相は台湾や尖閣諸島周辺での軍事活動を活発化させていることを強くけん制」したと報じたことを紹介している。

さらに、安倍元首相が「われわれの声をもっと強くし、伝えるためには、多くの盟友を得なければならない」とし、日本や米国などの国と台湾との協力強化を呼び掛けたと伝えた。

その上で、安倍元首相が今月1日にも台湾のシンクタンクによるイベント上で「台湾有事は日本有事、そして日米同盟の有事でもある」と発言するなど、近ごろ中国を刺激する発言を繰り返しており、「一部の日本のネットユーザーをうんざりさせている」と主張。日本のネット上での「この人の話は信じられない」「どうせ口先だけ」「安倍氏は首相在任期間が長かったのに外交の成果は何も得られず、海外とのパイプのなさを露呈した。安倍氏にとってベストなのは何も言わないこと。発言すれば自民党内部や安倍氏の周囲を混乱させるだけ」といった感想を取り上げて紹介している。(翻訳・編集/川尻

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