人民網日本語版 2021年12月16日(木) 13時50分
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2022年北京冬季五輪は感染症の予防・抑制というニーズと結びつけ、9大応用シーンにロボットを導入する。
2022年北京冬季五輪は感染症の予防・抑制というニーズと結びつけ、選手村の入居から表彰式、移動販売、コミュニティー配送、フードデリバリー、ルームサービス、器具搬送、ガイド・通訳、警備の9大応用シーンにロボットを導入する。
■防疫ロボット
職員が複数検査総括スマート端末に向かい防疫カードのQRコードをスキャンすると、本人の健康情報やワクチン接種、行動履歴コードなどの個人情報が表示される。このスマート端末を使用することで、最短2秒でスムーズにゲート通過が可能となる。
■移動検温ロボット
設定されたルートに基づき、能動的に人員を探しだし、その体温を測定する。体温が基準値以上の人員を発見すると能動的に注意を促し、管理者に報告する。
■消毒ロボット
会場内のミスト消毒ロボットは1分で36平方メートルの面積を消毒できる。このほかに紫外線消毒ロボットも使用される。
■物流ロボット
選手の成績表を運ぶスマートロボット。「レーザー+視覚」のセルフ障害物回避ナビゲーションの原理を採用しており、自由に行き来できる。
室外スマート物流ロボットの積載量は30-300キログラム。職員が荷物を頂部にのせると、物流ロボットは交付ステーションに運び、予め設定されたルートに基づき荷物を下ろす。
■スマートレストラン
国家会議センター2期冬季五輪メインプレスセンターのスマートレストランは、世界各地から訪れる記者に24時間スマート飲食サービスを提供する。しかも、ここの料理長はロボットだ。ロボットは料理を炒め、ハンバーガーやアイスクリームを作り、コーヒーを淹れ、カクテルを作ることもできる。ロボットが作った料理は懸垂型レールで届けられる。
■表彰式ロボット
今年4月、国家スピードスケート館の会場ではロボットによる表彰式のテストが行われた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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