Record China 2021年12月16日(木) 20時30分
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米華字メディア・多維新聞は16日、中国紙・環球時報の報道を基に、中国のステルス戦闘機J-20が国産エンジンの問題を解決し、すでに量産段階に入ったと報じた。
記事によると、J-20を生産する成都飛機工業集団はこのほどSNSアカウントで「第4四半期に入ってから厳しい生産状況と引き渡し目標に直面したが、従業員はテスト飛行の安全を厳守し、関連の引き渡しの数字は過去最高を更新した」と発表した。
同投稿に添付された9枚の写真のうち、7枚はJ-20のテスト飛行関連のものだった。中国の軍事専門家の傅前哨(フー・チエンシャオ)氏は「J-20の生産が加速していることを示している可能性がある」と分析した。
今年9月、広東省珠海で行われた第13回中国国際航空宇宙博覧会(航空ショー)で、国産の「WS10」エンジンが搭載されたJ-20が登場した。J-20には当初、ロシア製エンジンが搭載されており、中国は総力を挙げて国産エンジンの開発に取り組んできた。
傅氏は「今やエンジンの輸入による制限はなくなった。WS10はすでに他の戦闘機でもテスト済み。J-20は量産化が可能になっている」と指摘した。(翻訳・編集/北田)
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