武侠ドラマの歴史を塗り替えられるか?絶賛公開中の「雪中悍刀行」に熱い視線

anomado    2021年12月17日(金) 21時50分

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15日に騰訊視頻とCCTVのチャンネル8で武侠ドラマの期待作「雪中悍刀行」が同時公開され、いま中国版ツイッター・微博で話題を集めている。写真は人気時代劇ドラマ「慶余年」。

年の瀬の今月15日に騰訊視頻(テンセントビデオ)とCCTVのチャンネル8で武侠ドラマの期待作「雪中悍刀行」が同時公開され、いま中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で話題を集めている。

「雪中悍刀行」はネットの同名小説を実写化したもので、人気時代劇ドラマ「慶余年」の制作陣が手掛けた作品としてオンエア前から大きな注目を集めてきた。顔ぶれは主演俳優のチャン・ルオユン(張若●、●は日+均のつちへんなし)、フー・ジュン(胡軍)と、女優のリー・グンシー(李庚希)、チャン・ティエンアイ(張天愛)などの人気役者。7月にドラマの予告編が公開されて以来、現在までの総視聴回数は61億回を超え、早くから「慶余年」に続く大ヒット間違いなしと言われてきた。

放送初日である15日には、物乞いのような姿で「江湖」という武侠の世界を放浪する北涼王の世子・徐鳳年(チャン・ルオユン)や、武芸の達人(チャン・ティエンアイ)、性格の正体が分からない北涼王、謎めいた下女などの主役が登場している。作品の人気度に加え、CCTVという影響力のあるチャンネルで放送されたことで、総視聴回数が1億2000万回を超える人気ぶりが見られた。

出演者の多くが「慶余年」に登場したベテラン役者で、特に主演のチャン・ルオユンは若手スターの中でまれに見る「アンチが少なく、老若男女から好かれている」人気俳優。故に、関係者からは脚本と制作で本領発揮できていれば、少なくとも50億回の総視聴回数は保証されるだろうとの見方が出ている。一方で、武侠ドラマのマンネリを打破する「新武侠の継承者」との意見も聞こえている。

ドラマは全38話の構成となっているが、高い注目度をキープしたまま完走できるのか。「慶余年」に続く大ヒット作品となるのか。テンセントビデオが送り出す2021年最後のドラマに熱い視線が注がれている。(編集/RR)

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