Record China 2021年12月18日(土) 19時30分
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日本人の「融通の利かなさ」に関する問い掛けが、中国で話題になっている。
日本人の「融通の利かなさ」に関する問い掛けが、中国のネット上で話題になっている。
香港フェニックステレビの李●(リー・ミャオ、●は水3つ)記者は8日、自身の微博(ウェイボー)アカウントで、日本で生活して30年以上になるオーストラリア人の友人の話を紹介。その友人には日本について今でも理解できないことがあるといい、次のようなエピソードをつづった。
「飲食店でランチを注文しようとメニューを見たら、Aセットはパンとサラダ、Bセットはパスタとスープだった。サラダとスープが欲しかったので店員にそう伝えたら『できません』と言われた。単品の料金を支払うと告げると店員が下がり、店長が出てきて『申し訳ありませんができません。当店はAセットとBセットのみです』と言われた」
李記者は「あなたは日本でこういう融通の利かなさに直面したことはありますか?」とユーザーに問い掛けた。
これに対し、中国のネットユーザーからは「お腹が空いていなかったのでキッズメニューを注文したら、お子さまにしかご提供できませんと言われた」など、キッズメニューをめぐって注文を断られたとの声が複数寄せられた。あるユーザーは「リスク回避だろう。私たちから見れば些細なことだが、彼らは責任を取らないといけないというリスクを心配し、確実に回避を選択する」とコメントした。
一方で、店側の対応を支持する声が多く、「店が間違っているとは思わない」「こういう客が一番面倒くさい」「(セットを分けて販売したら)価格設定ができないから(断るのは)正常」「応じるかどうかは店による。セットとはもともと料理の分量など、配膳がしやすいためにそうしている。あれが良いこれが良いと言い出す人が多かったらどう処理するかも考えないといけない」「日本に長年いるけど、日本人が融通が利かないとは思わない。逆にすべてルール通りにやってくれるので楽」などの意見が並んだ。
また、「上海でもたぶんこういうの(注文の仕方)は無理じゃないか」「中国でもこういう店が増えてきたよ」「中国でも遭遇したことがある。セットのポテトはいらないと言ったら『セットは一緒に売るものだ』と言われた」といった声も寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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