人民網日本語版 2021年12月21日(火) 18時50分
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持続可能な開発科学衛星1号の第1弾となる9エリア・11点の画像が20日、北京市で発表された。
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持続可能な開発科学衛星1号(SDGsAT-1)の第1弾となる9エリア・11点の画像が20日、北京市で発表された。これらの画像には微小光イメージャー画像、マルチスペクトルイメージャー画像、熱赤外線イメージャー画像の3種類が含まれ、中国の長江デルタ、山東半島、チベット・ナムツォ、新疆・アクス、北京、上海、フランスのパリなど複数の地域・都市が含まれている。科技日報が伝えた。
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中国科学院院士で、持続可能な開発ビッグデータ国際研究センターの郭華東(グオ・ホアドン)センター長によると、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダのモニタリングと評価の需要に対して、SDGsAT-1は熱赤外線、微小光、マルチスペクトルイメージャーという3つのペイロードを搭載しており、人間活動と自然環境の相互作用プロセスの精密な記録の実現を目指している。
うち熱赤外線イメージャーは高分解能でワイドバンド観測能力を持ち、ワイドバンド300キロメートル、分解能30メートルのデータを取得でき、中国で初めて全光路低温光学システム設計を採用しており、ワイドダイナミックレンジにおいて摂氏0.2度の温度の差を判別できる。微小光・マルチスペクトルイメージャーは光路を共用する革新的な設計を採用し、データ観測の一致を保証すると同時に、分解能10メートルのデータ取得能力を実現した。
同時にSDGsAT-1は「熱赤外線+マルチスペクトル」「熱赤外線+微光」及び単一ペイロード観測など複数のデータ取得モードを持ち、複数のペイロードによる24時間の協同観測を実現し、世界の持続可能な開発のデータ取得効率及び定量化探査の需要を満たすように、3つのペイロード向けに異なる機上校正モードが設計されている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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