Record China 2021年12月22日(水) 18時20分
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石垣市議会が日本政府に改めて尖閣諸島への上陸許可を求めたことについて、中国メディアの環球網は21日付で「また挑発!」と批判的に伝えた。
記事は、沖縄県石垣市が今年8月、「沖縄県石垣市字登野城(とのしろ)尖閣二三九二番地」などと書かれた標柱を設置するため日本政府に釣魚島(日本名:尖閣諸島)への上陸許可を求めたが、(当時の)菅義偉内閣が9月に政府関係者以外は上陸を認めないとの立場からこれを拒否したと説明した。
その上で、八重山日報の報道を引用し、石垣市議会が今月20日に岸田文雄首相や松野博一内閣官房長官、林芳正外務大臣らに宛てた「尖閣諸島に新字名標柱の設置を求める意見書」を賛成多数で可決し、改めて尖閣上陸を求めたことを指摘。野党議員からは「外交問題に発展しかねず、慎重な検討が必要」「あえて波風を立てる必要はない。政府の対応を静観すべき」との声が出ていると伝えた。
記事は、「石垣市議会の行動は明らかに理不尽な挑発だ」と非難。中国外交部がこれまでに繰り返し「釣魚島およびその付属の島しょは古来より中国固有の領土であり、中国がその主権を有することを示すのに十分な歴史的、法的根拠がある。日本の行動は釣魚島が中国に属するという客観的事実を少しも変えることはできず、領土主権を守る中国の決意は揺るがない」と主張していることを改めて紹介した。(翻訳・編集/北田)
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