韓国、半導体など三大産業の世界一目指す―中国メディア

Record Korea    2021年12月23日(木) 12時20分

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中国メディアの財聯社は21日、韓国が半導体など三大産業の競争力を2025年までに世界一にする目標を示したと報じた。

中国メディアの財聯社は21日、韓国が半導体など三大産業の競争力を2025年までに世界一にする目標を示したと報じた。

記事によると、韓国の洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官は21日に主宰した会議で、「政府は半導体、未来自動車、バイオヘルスの三大革新成長産業の発展推進に総力を挙げ、25年までに競争力世界一を目指す」との目標を示した。

新たな成長エンジンを見出すために来年2月に半導体、未来自動車、バイオヘルス分野の65の技術を「国家戦略技術」に指定する。政府の政策面でこれは初のケースになるといい、さらに来年はこれら三大産業に前年比43%増の6兆3000億ウォン(約6000億円)を投じる計画だ。この他、国家戦略産業のための特別法を制定するとともに、大企業と中小企業の連携、車載半導体の供給チェーンの「国産化」、自動車部品メーカーの再編を支援する。

洪氏は「三大革新成長産業は市場、投資、輸出拡大など著しい成果を収め、未来の重要な成長ポイントに発展した」と評価し、システム半導体の輸出が過去最高を記録したことや水素自動車が世界シェア1位となったこと、バイオヘルス輸出が記録を更新したことなどこれまでの成果にも言及したという。

記事はまた、「韓国は半導体ですでに一定の強みを持っている」と述べてサムスン電子に言及した他、「韓国は来年、動力電池メーカーの発展をさらに推し進める」として「電気自動車分野で韓国のLGエナジーソリューションとSKオンは世界の五大電気自動車用電池メーカーに含まれており、シェアのさらなる拡大に向け生産能力を引き上げている」とも指摘した。(翻訳・編集/野谷

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