人民網日本語版 2021年12月27日(月) 19時10分
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氷点下8度となった25日夜、山東省菏沢市成武県燕荘村の村民・王春鳳さんは、このところ新型コロナウイルス感染が拡大している陝西省西安市に寄贈する白菜50トンをトラックに積み込む作業をしていた。
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氷点下8度となった25日夜、山東省菏沢市成武県燕荘村の村民・王春鳳さんは、このところ新型コロナウイルス感染が拡大している陝西省西安市に寄贈する白菜50トンをトラックに積み込む作業をしていた。積み込み作業を手伝うため、自発的に集まってきた村民らは、「自分には寄贈できる野菜はないが、力を貸すことはできる!寒いけど、心は熱い!」と、白菜を袋詰めしたり、トラックに積み込んだりしていた。
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王さんは、燕荘村永晟果蔬種植専業合作社の責任者で、無公害野菜の栽培に取り組んでいる。西安市でこのところ、新型コロナウイルス感染が拡大しているのを受け、王さんは約4ヘクタールで栽培している白菜約50トンを無償で西安市の人々に寄贈することにした。
寄贈を決めた王さんは、家族や地元政府の全面的な支持を得ただけでなく、80過ぎの高齢者から十代の子供まで村民約60人が自発的に集まって、白菜のピッキングや袋詰めを手伝った。白菜が西安市の市民のテーブルに少しでも早く並ぶよう、市民の実際のニーズや新型コロナウイルス対策に合わせて配布は統一して計画されることになっているという。
中国ネットユーザーからは「温もりをありがとう!」「誠意溢れる山東の人たちに『いいね!』を送りたい」といった感謝や称賛のコメントが次々寄せられている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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