Record China 2021年12月29日(水) 0時20分
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第2次世界大戦の老兵の記念碑に小便をかけたとしてロシア人の19歳の男子大学生に禁固4年が言い渡された事件について、中国のネットユーザーからは「われわれも見習うべき」との声が上がった。
第2次世界大戦の老兵の記念碑に小便をかけたとしてロシア人の19歳の男子大学生に禁固4年が言い渡された事件について、中国のネットユーザーからは「われわれもロシアの処分を見習うべき」との声が上がった。
ロシアメディアのロシア・トゥデイによると、ロシア国立人文大学に通っていた男子学生は11月25日、第2次世界大戦の老兵の記念碑に向かって小便をする様子を撮影、インスタグラムに投稿した。
男子学生はその後投稿を削除し、謝罪動画を掲載したが、まもなく警察当局に拘束された。ざんげの言葉を口にし、当時は酒に酔っていたと説明、「ナチスや過激主義への信仰は無い」と訴えたものの、裁判所は「ナチズム復興の罪」に当たるとして禁固4年を言い渡したという。動画や写真をネット上に投稿することも5年間禁止された。
このニュースが中国で報じられると、ネットユーザーからは「よくやった」「自業自得だ」「われわれも見習うべきだ」「中国の処罰は軽すぎる」「(中国は)南京大虐殺について寛容過ぎる!」「中国ではせいぜい数日間の行政拘留のみ。それでも人権がどうだとか騒ぎ出す犬もいる」「『日本軍国主義復興の罪』をつくるべきだ」といった声が上がった。
中国では今年10月、南京事件の犠牲者の記念碑に小便をかけた高齢男性に「批判教育と処罰」が施されたほか、12月には授業で「南京大虐殺(犠牲者)30万人というのは実際のデータの裏付けはない」などと発言した教師の宋庚一(ソン・ゲンイー)さんが除名される騒動が起きている。(翻訳・編集/北田)
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