人民網日本語版 2021年12月30日(木) 9時50分
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河南省安陽市西高穴村で後漢末期の武将・曹操の墓が見つかったと発表されてから、27日で丸12年となった。そんな中、安陽市は曹操高陵博物館を来年5月1日に一般公開することを発表した。
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河南省安陽市西高穴村で後漢末期の武将・曹操の墓が見つかったと発表されてから、27日で丸12年となった。そんな中、安陽市は曹操高陵博物館を来年5月1日に一般公開することを発表した。著名な考古学者で、中国社会科学院考古研究所の元所長である劉慶柱(リウ・チンジュウ)氏が名誉館長に就任する。執行館長の職は全国から募集されている。大河報が伝えた。
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2009年の発表以来、安陽市の曹操高陵は各界で注目されている。メディアの報道によると、曹操高陵は「三国文化遺跡公園」の一部として公開され、三国時代の文化や漢(紀元前202-220年)・魏(220年 - 265年)の時代の歴史を研究する重要なプラットフォームとなる。来年公開される曹操高陵博物館は、同遺跡文化公園の第一段階で、Aエリアに位置し、主に曹操の生涯の紹介や文化財の展示が行われる予定だ。博物館の主体建築は2019年に完成しており、文化財の陳列作業が進んでいる。
曹操高陵は、何度も盗掘の被害に遭っているものの、多くの文化財が出土しており、復元された文化財は約250点ある。中でも、被葬者の身分の確定に役立った「魏武王」と刻まれた石碑は最も重要な文化財だ。
安陽県西高穴村の「曹魏高陵」発掘の責任者・潘偉斌(パン・ウェイビン)氏によると、「一部の博物館では一般的な文化財展示がほとんど。一方、当館の文化財展は360度パノラマの展示で、背景の説明や使用方法、機能の説明などを行うほか、当時の葬制などをめぐる疑問にも答える。そのような内容は他の博物館ではあまり見られず、バラエティーに富んだものになっている。さらに、一般の人でも分かりやすい言葉が使われているため、見学者も理解しやすくなっている」という。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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