空母「遼寧」、遠洋訓練中に日本の「空母」と海上でツーショット―米華字メディア

Record China    2021年12月31日(金) 10時20分

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30日、米華字メディア・多維新聞は、中国中央テレビが放送した中国海軍の空母「遼寧」の遠洋訓練写真や動画に日本の護衛艦「いずも」が映り込んでいたと報じた。

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2021年12月30日、米華字メディア・多維新聞は、中国中央テレビ(CCTV)のニュース番組が放送した中国海軍の空母「遼寧」の遠洋訓練写真や動画に日本の護衛艦「いずも」が映り込んでいたと報じた。

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記事は、30日に放送されたCCTVのニュース番組「新聞聯播」で公開された写真や動画の中で「遼寧」と「いずも」が同じ画面に出現したと紹介し、「中国の空母と外国空母による『ツーショット』が公開されたのは初めてだ」と説明。「遼寧」は12月16日から25日にかけて太平洋に出て訓練を行い、30日に母港の青島に帰港しており、これまでの報道では「遼寧」編隊が宮古海峡を通って太平洋に入った際、自衛隊も出動して追跡、監視を行っていたことが伝えられていたとしている。

また、自衛隊統合幕僚監部が17、18日の両日に「遼寧」編隊に関連する情報を発表し、18日の発表では前日にはあった「『遼寧』が太平洋進入後、J-15艦載機を離着陸させた」という記述を削除したと指摘。軍事専門家の宋忠平(ソン・ジョンピン)氏が「中国の艦船や飛行機が日本海付近を通過すれば日本が必ず兵力を派遣して追跡監視を行うことを解放軍は承知している。日本がわざわざ詳細説明を削除したのは、世論に『遼寧』の作戦能力を低く見せるためだ」と解説したことを伝えた。

記事は、「遼寧」が2016年に初めて太平洋に入って以降、遠洋訓練を常態化させており、20年4月と21年4月にそれぞれ沖縄本島と宮古島間の海峡を往復し、太平洋で艦載機の離着陸を実施したことが日本メディアによって報じられていると紹介した。(翻訳・編集/川尻

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