韓国、造船受注量「世界一」を中国に奪われる―中国メディア

Record China    2022年1月3日(月) 12時10分

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中国のニュースサイトの環球網は2日、韓国の造船業界について、2018年から3年連続で保ってきた世界一の座を中国に奪われるという事実を受け入れざるを得ないようだと報じた。福州の馬尾造船廠。

中国のニュースサイトの環球網は2日、韓国の造船業界について、昨年の年初から年末まで「世界一保持」とのスローガンを叫び続けてきたが、2018年から3年連続で保ってきたその座を中国に奪われるという事実を受け入れざるを得ないようだと報じた。

環球網が韓国・聯合ニュースの2日付報道として伝えたところによると、昨年の世界全体の新造船発注量は4573万CGTで、うち韓国は38%の1735万CGTを受注し、中国の2280万CGT、シェア50%に次いで2位であることが、英造船海運市況分析機関クラークソン・リサーチの暫定集計結果で分かった。発注が急増したコンテナ船を中国が独占したのに対し、韓国は液化天然ガス(LNG)運搬船などの高付加価値船舶を受注して収益性を高めることを重視したためとみられる。

韓国は昨年、全体の受注量では中国を下回ったが、「韓国造船ビッグ3」の韓国造船海洋、サムスン重工業、大宇造船海洋は通年受注目標の145%を達成したため、今年の財務状況改善に役立つ見通しだ。(翻訳・編集/柳川)

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