コロナワクチン接種を推奨していた医療専門家、自身は「副作用がひどい」と2回目を接種せず物議―韓国

Record Korea    2022年1月4日(火) 22時50分

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3日、韓国メディア・毎日経済は「ニュース番組などに出演し新型コロナウイルスのワクチン接種を推奨していた医療専門家が、接種を1回しか受けていなかったと分かり、物議を醸している」と伝えた。資料写真。

2022年1月3日、韓国メディア・毎日経済は「ニュース番組などに出演し新型コロナウイルスワクチン接種を推奨していた医療専門家が、接種を1回しか受けていなかったと分かり、物議を醸している」と伝えた。

梨花女子大学付属木洞(モクトン)病院呼吸器内科のチョン・ウンミ教授は先月31日に出演した番組内で、防疫パス(新型コロナワクチンの接種証明書かPCR検査での陰性を示す音声確認書を提示する制度)についてコメントした際、「生活必需品を買いに行く店にも適用するなら、私は店に入れない。実は健康上の理由で1回しか接種を受けていない。うちの家族は(生活必需品を)購入できない」と話したという。

また、今月1日に出演した番組内では、自身に基礎疾患があること、約10年前にも別のワクチン接種で体調を崩し入院した経験があるため今回も悩んだ末に、医療者として必要だと判断して1回目のワクチン接種を受けたこと、その結果やはり体調が悪くなったことなどを説明。「自分のように、接種を受けたくても受けられない人がいる。政府には、そうした少数の人たちを配慮した政策をお願いしたい」と述べたという。

「副作用の懸念が解消されない中でワクチン接種を奨励してきた専門家が、2回の接種を完了していなかった」と報じられたことで、韓国のネットユーザーからは「ならば1回目の接種後に副作用がひどかった人や基礎疾患のある人は接種を受けないようにと言うべきだった」「自分が1回目の接種で異常を感じたなら、他人に勧めるべきじゃないでしょう」「妊婦、青少年、基礎疾患を有する人も接種を受けろと言っておいて、自分は1回目の副作用がひどくて死にそうだったからもう受けないというのか」「基礎疾患がある人は必ず接種を受けろと言ってなかった?」「基礎疾患がある人、がん患者、最近手術を受けたばかりの人、1回目の副作用がひどかった人、みんな2回の接種を受けろと言ってたくせに。あきれて言葉が出ない」と批判の声が上がっている。

その他にも「1回しか受けてないのにテレビに出て仕事を続けて、一体どんな特権階級?防疫パスがなければ会社に出勤できないという人もいるんだよ」「会社員たちは副作用がつらくても仕方なく防疫パスのために接種を受けたのに、自分たちは受けてないだと?それなのに3回目の接種を受けろだと?」「接種を受けないことが問題なのではなく、接種を強要する防疫パスが問題なんだよ」「今すぐ防疫パスをやめるべきだ」などの声も見られる。

一方で「チョン教授、事実を明かしてくれてありがとう。ワクチンを拒否している人にはそれぞれ理由があるんだ」というコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

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