韓国・LG電子がCES2022で革新的な展示、客の反応は賛否両論—韓国メディア

Record Korea    2022年1月10日(月) 22時20分

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7日、韓国・アイニュース24によると、米ラスベガスで開催された世界最大の電子・IT見本市「CES 2022」で、LG電子が実物の製品を置かずVRやARを活用した製品展示を行った。資料写真。

2022年1月7日、韓国・アイニュース24によると、米ラスベガスで5~7日に開催された世界最大の電子・IT見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES) 2022」で、LG電子が実物の製品を置かずVR(仮想現実)やAR(拡張現実)を活用した製品展示を行った。観覧客の反応は賛否両論だったという。

記事によると、LG電子の展示ブースには多数のCRコードが設置されており、スマホで専用アプリをダウンロードし、製品を仮想体験するシステムになっている。しかし、会場内のWi-Fiを利用できるものの接続がスムーズではなく、ダウンロードに非常に時間がかかったという。記事は、韓国と違い米国ではインターネット接続の速度が遅く、アプリの大きさがたたったと指摘。さらに会場には多くの人が集まっていたことから一層遅くなったと考えられ、「これを考慮すべきだった」としている。展示内容については記事も絶賛している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「いい試みだよ。無駄な大型見本市なんて、簡素化すべきだ」という肯定的な意見も見られたものの、寄せられている声のほとんどは否定的な内容となっている。「高い予算をかけてブースを設置し、わざわざ足を運んだ人に実物ではなくスマホで商品を見せるというのは、判断ミスではないか」「これを企画したのは誰だ?なぜ人はネット通販せずにスーパーや市場で買い物するのか、理由が分かってない」「企画責任者はクビになりそうだな」「理論ばかりで現実を知らない人の考えた企画だね」「オフラインで展示会を開くメリットは何だと思ってるのか」「趣旨はいいけど、未来を何歩か先取りしたいところを、先に行き過ぎちゃったのか」「変化と革新を好むLG。でも、いつも何か少し惜しいという」などのコメントが並んでいる。(翻訳・編集/麻江)

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