中国ドラマ「パクリ騒動」で損害請求は3億円超!裁判の行方に熱い注目―台湾

Record China    2014年5月28日(水) 11時10分

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27日、台湾の女流作家の瓊瑤が盗作を訴えている騒動で、ドラマプロデューサーに3億円超の高額損害賠償を請求した。写真はプロデューサーの于正。

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2014年5月27日、台湾の女流作家の瓊瑤(チョン・ヤオ)が盗作を訴えている騒動で、ドラマプロデューサーに3億円超の高額損害賠償を請求した。聯合報が伝えた。

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「純愛ドラマの母」と呼ばれる瓊瑤は、20年以上にわたって数多くのヒットドラマを生み出してきた。その瓊瑤が先月15日、中国の時代劇ドラマ「宮鎖連城」について、自身の22年前のヒットドラマ「梅花烙」からの盗作だと指摘。同作を手がけた著名プロデューサーの于正(ユー・チョン)を批判し、放送中止を求めて国家広播電影電視総局(広電総局)に文書を送った。その後、先月末には 于正および制作側を著作権の侵害で提訴することを明らかにしていた。

27日、瓊瑤側の弁護士が北京市第三中級人民法院(裁判所)に訴状を提出。于正および制作側に対し、2000万元(約3億3000万円)の損害賠償を求める訴えを起こした。

瓊瑤は同日のミニブログで、「1カ月かかって各種手続きを済ませ、やっと裁判に持ち込むことができた。弁護士の皆さんのご苦労に感謝したい」と喜びを語った。さらに高額の損害賠償について、「もし勝訴できたら、貧困地区の子どもたちの教育資金としてチャリティー団体に全額寄付する」とコメントしている。

訴えられた側の于正だが、中国版ツイッターでは裁判について一切触れず、自身の新ドラマの告知を行ったのみ。この反応が“パクリ”を不快に思うネットユーザーからの反感を買っている。(翻訳・編集/Mathilda

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