Record Korea 2022年1月12日(水) 14時20分
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11日、韓国・京郷新聞は、文在寅大統領が北朝鮮のミサイル連続発射に懸念を示したと報じた。写真は文大統領。
2022年1月11日、韓国・京郷新聞は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が北朝鮮のミサイル連続発射に懸念を示したと報じた。
記事によると、韓国大統領府の朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官はこの日の会見で、文大統領が国家安全保障会議(NSC)常任委員会の緊急会議の結果報告を受けた後、「大統領選挙を控えた時期に、北朝鮮がミサイル試験発射を連続して行なった」として懸念を示した。また「今後これ以上南北関係が緊張しないよう、国民が不安にならないよう各省庁で必要な措置を講じてほしい」との考えも示したという。
これに先立ち、韓国合同参謀本部は「11日午前7時27分ごろ、北朝鮮の弾道ミサイルと推定される発射体1発を探知した」と発表した。北朝鮮は今月5日に「極超音速ミサイルの試験発射に成功した」と主張していた。大統領府はその後、午前8時50分から50分間にわたりNSC常任委会議を開いたという。
記事は「文大統領が北朝鮮のミサイル発射と関連して大統領選に言及したのは、大統領選まで2カ月も残っていない中、北朝鮮が自国に有利な情勢づくりのためにより大きな挑発に乗り出そうとする動きを事前にシャットダウンしようとする意図。つまり北朝鮮の大統領選政局介入に対する事前警告だ」と分析している。また「任期末に各省庁に対し北朝鮮対応体系の構築を強調することで公職の規律を引き締め、市民の安保への不安を払拭(ふっしょく)しようとする目的も含まれている」としている。
これを受け、韓国のネット上では「大統領選に関係なく、ミサイル挑発は悪いこと」「懸念を示しただけ?。大統領でしょ?」「北朝鮮にこれだけのことをされても『懸念』の言葉だけ?」「ミサイルが韓国に落ちる前に北朝鮮を何とかすべき」「韓国も対抗しようよ。ミサイルや技術がないわけじゃない」「お金ちょうだいというサインなのでは」「いや、文大統領の退任祝賀砲かもよ」などさまざまな声が寄せられている。(翻訳・編集/松村)
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