Record Korea 2022年1月12日(水) 10時20分
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11日、韓国・アジア経済などによると、同日午後1時45分ごろ、京畿道華城市の山中に韓国空軍のF-5E戦闘機が墜落した。パイロットは脱出できず死亡した。資料写真。
2022年1月11日、韓国・アジア経済などによると、同日午後1時45分ごろ、京畿(キョンギ)道華城(ファソン)市の山中に韓国空軍のF-5E戦闘機が墜落した。パイロットは脱出できず死亡した。
韓国空軍と消防当局によると、同機は水原(スウォン)基地を離陸後、上昇中に左右のエンジンの火災を知らせる警告灯がつき、機首が急降下したという。搭乗者はパイロット1人のみだった。2度にわたり脱出を試みたが失敗し、基地から西に8キロ離れた山に墜落したという。
F-5Eは韓国空軍が運用する戦闘機で最も古い機種の一つだという。旧ソ連のMiG-21に対抗するため米ノースロップ(現ノースロップ・グラマン)が1950年代に開発したF-5戦闘機の改良型となっている。80年代から大韓航空が国内で組み立て、制空号(KF5E)の別称で空軍に納品していた。事故機は86年に導入されたものだったという。
なおF-5戦闘機は2000年以降、韓国だけで12機が墜落しているという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「いまだにこんな戦闘機に乗らせてるのか?。パイロットは命がいくつあっても足りない」「古い戦闘機だから脱出装置が作動しなくて死亡か…」「戦闘機のパイロットになるまでどんなに勉強し訓練し苦労しただろう。胸が痛む」「きっと大事な息子で夫で父だったろうに。ご冥福をお祈りします」「老朽機は一刻も早く入れ替えるべきだ」「脱出しようとしたのにできなくて死んだなんて、本当にひどい。整備はちゃんとしていたのか?」「北朝鮮にはどんどんお金を使ってるのに、国防費はないんだな」など、パイロットの死を悼むコメントと怒りの声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)
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