Record Korea 2022年1月15日(土) 19時30分
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韓国の人気カフェチェーン店が、新型コロナワクチンの未接種者に対し差別行為を行ったとして物議を醸している。写真は「A TWOSOME PLACE」の商品。
韓国の人気カフェチェーン店が、新型コロナワクチンの未接種者に対し差別行為を行ったとして物議を醸している。1月13日、韓国・中央日報が報じた。
記事によると、韓国の人気カフェチェーン「A TWOSOME PLACE」(トゥーサムプレイス)の一部店舗では、利用客に新型コロナワクチン接種の有無を尋ねた後、ドリンクカップにシールを貼っている。しかし接種完了者のカップには緑色のシールが、未接種者のカップには黄色いシールが貼られているという。
これに対しインターネット上では「ナチスがユダヤ人に黄色い星印を付けさせていたことを連想する」「こんなふうに烙印(らくいん)を押すなんて未接種は罪なのか?」「入場時にQRコードをかざすのに、カップにシールまで貼って区分する理由が分からない。差別だ」など、批判の声が殺到している。
「A TWOSOME PLACE」の関係者は、「本社から店舗へシールを貼るよう指示があったのは事実」としつつも、「誰かを差別して不快な思いをさせるつもりはなかった」と釈明。「防疫体制が強化され、防疫パスをきちんと確認するために昨年の12月から施行した」とし、「店舗の90%以上が加盟店であるため、規則に違反し罰金が課されることを未然に防止しようという意図だった」と説明しているとのこと。今後は店舗での防疫ガイドラインを見直すことを検討している。
この記事を見た韓国のネットユーザーからも、「鳥肌が立つ」「まるで感染病患者のような扱いだね」「未接種者をユダヤ人のように差別するなんて正気じゃない」「政府の関係者だけトゥーサムに行けば?私たちはスタバに行く」「もうトゥーサムには行かない」「ここのケーキが好きだったけど、これからは不買運動をする」など、反発の声が相次いでいる。
また、「ワクチンが何だと?これじゃあ完全に政府にマインドコントロールされて機械のように生きることになる」「韓国はなぜこんなふうになってしまったの?悲しいし腹が立つ。必死に生きている国民に政府は身勝手に決めた正解を無理やり押し付けている」など、政府を非難するコメントも多く見られた。(翻訳・編集/丸山)
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