人民網日本語版 2022年1月15日(土) 20時30分
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東京都にある上野動物園で生まれた双子パンダが12日、初めて一般公開された。
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東京都にある上野動物園で生まれた双子パンダの「暁暁(シャオシャオ、雄)」と「蕾蕾(レイレイ、雌)」が12日、初めて一般公開された。11日時点で双子パンダの体重はいずれも約14.5キログラムに達しており、すくすく成長している。人民網が伝えた。
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新型コロナの影響から、上野動物園では1月11日から1月末まで臨時休園となっている。休園期間中であるものの、1月12日から14日に期間を限定して一般公開イベントが実施された。観覧については抽選を行い、観覧できるのは当選した人に限られた。
一般公開初日となった12日、上野動物園の入り口付近には開園前から長蛇の列ができていた。朝5時から並び始めたという東京都の川添尚子さんは、「シャオシャオとレイレイはとてもかわいらしく、お姉ちゃんパンダのシャンシャン(香香)にとても似ている」とした。そして、「東京都でここ数日、新型コロナの感染が急速に拡大しているため、一時は公開が延期されるかと心配していたが、双子パンダを見ることができてとてもうれしい」とした。また、神奈川県横浜市から来たという双子の姉妹は、「シャオシャオもレイレイもすごくかわいかった。今日は動物園に来られてとってもうれしい」と興奮気味に話した。
3日間限定一般公開の抽選倍率は348倍に達し、1日あたりの観覧人数は最大で1080人に制限されている。当選した人も観覧時間はわずか1分ほど。それでもかわいらしい様子のシャオシャオとレイレイを目にした人は皆、満足げな笑みを浮かべていた。
上野動物園教育普及課の大橋直哉課長はメディアの取材に対し、「新型コロナの影響から、シャオシャオとレイレイが誕生した際、中国のパンダ専門家が来日できなかった。中国の専門家とテレビ会議などのオンラインによるコミュニケーションを通じて、共にパンダたちの成長を見守ってきた」とした。
ジャイアントパンダのシャオシャオとレイレイは2021年6月23日に生まれた。これは上野動物園にとって初めてとなる双子パンダの誕生だった。2021年8月に、上野動物園は赤ちゃんパンダ2頭の名前の一般募集を行い、19万組以上の名前候補の応募があった。その中から、「夜明けの光が差し、明るくなる」という意味の「暁暁(シャオシャオ)」と「蕾から美しい花を咲かせ、未来へつながっていく」という意味が込められた「蕾蕾(レイレイ)」が選ばれた。(提供/人民網日本語版・編集/TG)
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