anomado 2022年1月17日(月) 9時30分
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中国の情報誌がこのほど、2021年に起こった出来事の中から「2021大陸十大女性」の顔ぶれを中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で発表したが、批判を浴びたことで直ちに削除されている。
情報誌大手「新周刊」が14日にウェイボーで発表した「2021大陸十大女性」には、貧困地区の女子教育を積極的に行う張桂梅(チャン・グイメイ)校長や、宇宙飛行士の王亜平(ワン・ヤーピン)とともに、歌手で俳優ワン・リーホン(王力宏)との離婚トラブルが話題になっている元妻のリー・ジンレイ(李[青見]蕾)さん、強姦(ごうかん)罪の疑いで逮捕された歌手クリス(呉亦凡/ウー・イーファン)を告発したことで、一躍話題の人となった都美竹(ドゥ・メイジュウ)さんが選ばれている。
「新周刊」では2人について、「1人は家庭内部をさらし、1人は芸能人と一般人のいびつな親密さを示し、男性芸能人を切り捨てることで自らの利益を追求し、世間に論争を巻き起こした」「“完全な被害者”ではなく、彼女たちを通じて世間はガスライティングの何たるかを知ることとなった」などと記している。
この「2021大陸十大女性」はネット上ですぐさま注目を浴び、社会に貢献した人々と芸能ニュースを騒がせた女性たちを並べるのは、無礼で非常識だと批判のコメントが集中。また、2人について紹介した文章があまりにも悪意に満ちているとし、「彼女たちは自分の権利を主張して名乗りを上げただけだ」「芸能人の醜悪な一面を暴き、社会貢献したと言える」「誹謗(ひぼう)中傷やバッシング覚悟で主張したのだから勇敢だ」といった声も多く上がった。
世間から批判の声が噴出したことで、「新周刊」ではこの「2021大陸十大女性」を直ちに削除している。(Mathilda)
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