Record Korea 2022年1月18日(火) 9時20分
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16日、韓国・ニューシスは「ノージャパンにより打撃を受けていた日本車の販売台数が回復している」とし、「韓国車メーカーが半導体不足による納車遅れで販売台数が減少したのとは対象的」と伝えた。写真は韓国。
2022年1月16日、韓国・ニューシスは「ノージャパン(日本製品不買運動)により打撃を受けていた日本車メーカーの販売台数が回復傾向にある」とし、「韓国の完成車メーカーが半導体不足による納車遅れで販売台数が減少したのとは対象的だ」と伝えた。
記事によると、韓国で販売されている日本車メーカー6社(トヨタ・レクサス・ホンダ・マツダ・スズキ・ダイハツ)の21年の乗用車登録台数は2万680台で前年(1万8236台)比13.4%増加した。
トヨタは20年の6154台から2021年は6441台に、レクサスは20年の8911台から21年は9752台にそれぞれ4.7%、9.4%増えた。ホンダも20年の3056台から、21年は4355台に42.5%も増加したという。
19年夏に始まったノージャパンの影響で販売量が急減していた日本車が最近回復傾向にあることについて、記事は「不買運動の勢いが和らいだのもあるが、半導体不足の中でも他の完成車メーカーより相対的に早く納車したことが影響を及ぼした」と分析している。韓国の現代自動車・起亜自動車などは納車まで最大1年を要したが、日本車メーカーは3カ月以内の納車が可能だったという。
また、エコカーへの需要が高まり、ハイブリッド車の販売が増加したことも影響したとみられている。ある専門家は「消費者の間で電気自動車を購入するのはアーリーアダプター(新製品を人より早く購入し試す人)だとの認識がまだ強いが、ハイブリッド車はトヨタやホンダの完成度が高いため販売が急増した」と話したという。
これに韓国のネットユーザーからは「日本人はサムスンのスマホを買わないのに。韓国人にはプライドがないの?」「なぜわざわざ日本車を選ぶのか。情けない」「いまだに日本車が少しでも停止線を超えていたらすぐ通報しているよ」など不満げな声が上がっている。
一方で「品質が良いのだから仕方ない」「日本車は良いから売れる。これは愛国心とは別物」「韓国車メーカーが日本車のように故障しない車をつくってくれればいいのに。米国でも昨年はトヨタが販売1位だった。反日運動をするためにあえて良い車を買わないなんてばかばかしい」と理解を示す声や、「日本に警告を与えることが不買運動の目的だったから、成果は十分にあったと思う」との意見も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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