中国の女優ヤン・ミー（楊冪）と俳優ゴン・ジュン（龔俊）の共演の話題が浮上する中国ドラマ「司命」では、制作側の公式発表が待たれる中、ヒロインの年齢設定も目を引く話題となっている。

すでに制作が明らかになっている「司命」は、人気作家・九鷺非香の同名小説を映像化するファンタジー時代劇。九鷺非香の作品はこれまで、シュー・カイ（許凱）主演の「招揺」はじめ、配信待機中の「蒼蘭訣」や、現在制作中の「護心」など次々に実写化されている。

このドラマでは「永遠の桃花～三生三世～」などで知られる女優ヤン・ミーと、昨年「山河令」でブレークしたゴン・ジュンが主演するのではないかと早くから話題に。また、原作はスタート時のヒロインの年齢が17歳であるため、現在35歳のヤン・ミーが再び少女を演じるのではないかという点も注目されている。

ヤン・ミーは「永遠の桃花」や、ファンタジー時代劇「扶揺（フーヤオ）～伝説の皇后～」など数々の作品で少女役を演じている。これまで「如懿伝 〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」のジョウ・シュン（周迅）や、「上陽賦～運命の王妃～」のチャン・ツィイー（章子怡）など、少女役に違和感の声が上がった例も多く、ヤン・ミーのファンからはイメチェンを求める声も聞かれる。

現在、公式発表が待たれている「司命」だが、もしゴン・ジュンが出演した場合、これが初めての仙侠ファンタジー作品となる。武侠ファンタジー作品「山河令」での優美な古装姿に魅了されたファンも多いことから、期待の声が高まっている。（Mathilda）