Record China 2022年1月19日(水) 8時50分
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日本華僑報網は「新型コロナ第6波の危機が目前の日本、どうして逃れられなかったのか」とする記事を掲載した。
日本の華字メディア・日本華僑報網はこのほど、「新型コロナ第6波の危機が目前の日本、どうして逃れられなかったのか」とする記事を掲載した。
記事は、今月12日より日本国内の1日当たり新規新型コロナ感染者数が1万人を超え、昨年8月21日に記録した第5波時のピークである2万5999人を超えるのも時間の問題だと紹介。「新たな感染ピーク到来に際し、日本は依然として打つ手がないということを意味する」と評した。
また、これまでの5回の感染ピークとは異なり、到来しつつある第6波は在日米軍基地における感染爆発と大いに関係があると指摘する一方で、先日の日米外相・防衛相「2+2会談」においても米国側に抗議を行なったり、米軍に感染対策への強力を求めたりできないなど、岸田文雄内閣はウイルスが拡散する「穴」を空けてしまったと論じた。
さらに、日本メディアはしきりにオミクロン株の感染力の強さ、速さよりも毒性の弱さを強調し、必要以上に恐れる必要はないような印象を与えているとした上で「たとえ毒性が弱くも総量が増えれば死者数は必然的に増える。感染の鎖をすぐに断ち切り、有効な隔離方法を実施しなければ、最終的に日本の経済、社会の安定に影響を及ぼすことになる」と主張した。
記事は最後に、徹底的な感染予防策を推し進め、日本をウイルスから最後まで守り抜くことが、岸田政権にとって最も重要な責務だとした上で「残念ながら今の岸田首相は腹を決めかねているのか、それとも実力が足りないのだろうか」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻)
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