中国共産党系の環球時報のニュースサイトは18日、米ニューヨーク市内の地下鉄駅のホームで接近してきた車両の前に押し出されて死亡した40歳のアジア系女性は中国系米国人だったことが米国メディアの報道で分かったと報じた。

報道によると、被害者のミシェル・ゴーさんは15日、タイムズスクエア42丁目の地下鉄駅のホームで、男に接近してきた車両の前に押し出されて死亡した。サイモン・マーシャル容疑者（61）は事件発生後に自首して拘束された。

環球時報が米紙ニューヨーク・タイムズやニューヨーク・ポストなどの報道として伝えたところによると、ミシェル・ゴーさんは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で学士号を取得。生前は大手企業の上級管理職で、「ニューヨーク・ジュニアリーグ」に10年間ボランティアとして参加し、危険にさらされているホームレスを支援していたという。（翻訳・編集/柳川）