Record China 2022年1月18日(火) 16時20分
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台湾メディアのETtodayによると、南太平洋のトンガ沖で発生した噴火に伴う日本の津波警報をめぐって台湾のネット上で議論が巻き起こった。
噴火を受け、日本では15日夜に津波警報が発令された。記事によると、台湾のネット掲示板PTTでは日本の津波警報発令を受け、「なぜ台湾は静かなのか」「日本は警報を出しているのに、台湾はまだ問題ないと感じているようだ」「それ(日本の気象庁)に引き換え、(台湾の)中央気象局はいびきをかいて寝ている」「台湾には全く動きがない。まるで自分たちが太平洋にいないかのようだ」といった声が相次いだ。
一方で、「台湾の東側の海溝がどれだけ深いか知らない人が多いな」「台湾人の地理学の常識がどれだけひどいかを表している」「今の教育はどうなっているんだ」「津波の発生には緩やかな海岸が必要。蘭嶼・緑島を出れば明らかに下に深い。心配する必要はない」「これは常識じゃないのか。中学校でも習う。台湾東部の海は非常に深い」といった反論が多く寄せられたという。
日本地理学会の報告によると、台湾には歴史的に津波の記録が少なく、詳細な記録がある日本統治時代以降でも東海岸に大きな津波が襲来した記録はない。そのため、台湾では東海岸に津波は来ないと信じる人も少なくないという。ただ、ケースによっては津波が起きる可能性もゼロではないようだ。
なお、台湾・中央気象局は16日未明に津波情報を出し、台湾沿海では明らかな津波の兆候は観測されていないと説明。今後も観察を続けていくとした。鄭明典局長も「台湾沿海の地形の要因から津波は台湾側に来ることはない。気象局も津波信号を検出しておらず、台湾への影響はない」と述べた。(翻訳・編集/北田)
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