2022年1月18日、韓国メディア・韓国経済によると、現役女性軍大尉が自宅で遺書を残し死亡しているのが見つかった。

記事によると、大尉の遺体が見つかったのは17日午前11時30分ごろ。大尉と連絡がつかないことを心配した知人が同11時19分ごろに通報し、出動した警察が発見した。大尉はすでに死後数日が経過した状態だったという。

現場には遺書があり、自殺とみられている。警察は国防部調査本部と合同で鑑識を行ない、軍事警察に引き継いだ。今後は軍当局が調査を行なうという。

韓国のネットユーザーからは「また女性軍が亡くなったのか。軍内部の改編が必要だ」「自ら入隊して軍人になろうという女性に、なぜ手を出すのか」「軍隊が女性軍を女として見るかぎり、性的問題で自殺する女性軍は出続ける。胸が痛い」「兵卒から上官まで全員が女性の、純粋な女性部隊を作る必要があると思う」「女性は職業軍人になってはいけない。軍隊はシステム上、性的暴行を受けたと訴えてももみ消されてしまう」「根本的な構造改革を考えてもらいたい」「軍とはこんな所なのに、女性にも兵役をと言うのか」「自分の娘が軍隊に入ると言い出したら絶対に止める。女性を性的な対象にしか見ていない、統制も効かない組織だ」など、「軍隊内で性暴力被害に遭ったことが自殺の原因では」と推測し、軍を批判するコメントが殺到している。（翻訳・編集/麻江）