Record China 2022年1月22日(土) 13時30分
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中国誌「中国商界」はこのほど、中国にあふれる日本風商品について取り上げ、「日本の文字を使わなければ勝てないのか」と疑問を呈した。写真は元気森林の飲料。
中国誌「中国商界」はこのほど、中国にあふれる日本風商品について取り上げ、「日本の文字を使わなければ勝てないのか」と疑問を呈した。
記事によると、中国の無糖炭酸飲料メーカー「元気森林」は日本の模倣で急成長している。飲料水のラベルに大きく記されている文字は、中国で使われる「气」ではなく日本語の「気」だ。販売元に「日本国株式会社元気森林」と記されていることも物議を醸した。
また最近では、日本のメディアが、中国の商品にひらがなの「の」がよく使われることを取り上げ、その代表例として、フルーツティーのチェーン店「奈雪(なゆき)の茶」を挙げている。
記事は、「国外の月は国内のより丸い」という言葉でやゆされるように外国を崇拝する人も少なくないが、中国の経済力と技術力が高まる中で、若い世代を中心に、中国の伝統文化の要素と現在の潮流を組み合わせた「国潮」がトレンドとなり、そうしたブランドや商品「国貨」がブームになっていると指摘した。
その上で、「真に精神が豊かな民族とは、自国の文化を深く認識し、しなやかで強く、偉大な民族であり、それこそが中国人の誇りの源だ」と主張した。(翻訳・編集/柳川)
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