人民網日本語版 2022年1月20日(木) 18時10分
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中国国家統計局がこのほど発表したデータによると、2021年の中国農村部住民の収入増加率が都市部住民を大幅に上回った。
中国国家統計局がこのほど発表したデータによると、2021年の中国農村部住民の収入増加率が都市部住民を大幅に上回った。このような状況は今年で12年連続となる。中新網が伝えた。
データを見ると、21年の農村部住民の1人当たり可処分所得は1万8931元(約34万円)となり、名目増加率は10.5%で、物価要素を取り除いた実質増加率は9.7%だった。一方、都市部住民は4万7412元(約85万3000円)で、名目増加率8.2%、実質増加率7.1%だった。
農村部住民の名目増加率と実質増加率はそれぞれ都市部住民を2.3ポイント、2.6ポイント上回った。都市部と農村部の収入比は前年の2.56から2.50に縮小し、相対的な収入格差が引き続き縮小した。
中国社会科学院農村発展研究所の李国祥(リー・グオシアン)研究員は、「農村部住民の収入増加は個人消費の牽引にとってプラスで、今後もこのような牽引の役割が続くだろう」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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