中国にスマホ持っていくな? IOC幹部「持ってきた」―中国紙

Record China    2022年1月21日(金) 13時20分

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21日、環球時報は、「北京五輪・パラリンピックにスマートフォンを持ち込むのは危険」と欧米で騒がれる中、中国入りした国際五輪委員会(IOC)幹部が「スマホを持ってきた」と語ったことを報じた。写真は北京。

2022年1月21日、環球時報は、「北京五輪・パラリンピックにスマートフォンを持ち込むのは危険」と欧米で騒がれる中、中国入りした国際オリンピック委員会(IOC)幹部が「スマホを持ってきた」と語ったことを報じた。

記事によると、2週間前に北京入りしたIOCのピエール・デュクレ五輪運営部長が20日に同紙のインタビューに応じた際、大会に向けた準備状況について、2008年夏季五輪開催の経験によって非常に順調に進んでいるとの見解を示し、万全な感染対策も相まって「開会式が無事行われることについて大いに自信を持っている」と語った。

また、会場では23日から自身を含めた全てのスタッフや作業工程が外部空間から遮断される「クローズドループ」モードに入るとし、同モード期間中はループ内に入る際と出る際、そして1日1回のPCR検査のみを受ければよく、検査時間も数分で済むことから「中の生活はとても快適なものになる」と説明した。

さらに、中国の厳しい感染防止対策により外国人選手とスタッフとの間で摩擦が生じないかという懸念について、同部長は「問題が起きるとは予測していない。トップアスリートにしろ、われわれIOC役員やスタッフにしろ、自らや他人の安全を保証できるPCR検査を受けることを切望している」と述べた。

このほか、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが19日に米国英国オランダなどのアスリートが監視予防の観点からスマートフォンなどのデバイスを中国に持ち込まないよう推奨されていると報じ、一部西側メディアが北京の食の安全について取り上げていることについて、同部長は「私は自分のスマホを中国に持ってきた。ここの食べ物はとてもおいしい。それが私の最もシンプルな答えだ」と報道に否定的な姿勢を示したという。(翻訳・編集/川尻

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