Record China 2022年1月22日(土) 7時30分
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21日、環球網は、中国の055型駆逐艦に似ているとの声が出ている米海軍の次世代主力駆逐艦DDG(X)について、開発が一時停止すると報じた。
2022年1月21日、環球網は、中国の055型駆逐艦に似ているとの声が出ている米海軍の次世代主力駆逐艦DDG(X)について、開発が一時停止すると報じた。
記事は、米海軍の計画ではDDG(X)が現役のタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦、早期型のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦と置き換える予定で、早ければ2028年に建造が始まる見込みだったと紹介。米海軍が20年あまりの時間をかけて建造を試みている最大級の水上艦であり、アーレイ・バーク級駆逐艦に搭載される最新の作戦システムと、新たに開発されるSPY-6アクティブフェーズドアレイレーダー、ベースライン10イージスシステムを組み合わせ、さらに最大600キロワットのレーザー武器を搭載する計画だと伝えた。
そして、米海軍が先週発表した設計コンセプト図によれば、SF的な外観を持つズムウォルト級ミサイル駆逐艦のようなデザインではなく、アーレイ・バーク級駆逐艦のオーソドックスな設計に回帰したことがうかがえるとする一方で、米国メディアから「興味深いことに、艦体後方の垂直発射システムが、中国の055型駆逐艦のような艦体中央部に移動した」との報道が出たとした。
また、DDG(X)の設計が055型駆逐艦に似ているという見方は米国内の複数メディアから出ており、「米国の新しい駆逐艦は中国の055型駆逐艦をパクった」というのがもはや「みんなの疑問」になっていると紹介。その中で米海軍のカルロス・デル・トロ長官が先日「関連技術の検証が行われるまで、米海軍は次世代の駆逐艦を建造しない」と発言したことを報じ、「パクリを指摘されたことでデザインのやり直しを余儀なくされたのか、それとも新技術に大きな問題があるのか」との憶測がさら広まったと伝えている。(翻訳・編集/川尻)
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