米メディアが北京冬季五輪の「人工造雪依存」を蒸し返す―中国メディア

Record China    2022年1月25日(火) 5時20分

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中国共産党系の環球時報は24日、米メディアが北京冬季五輪の「人工造雪依存」を蒸し返しているようだが、中国側はずっと前にこの問題について回答しているとする記事を掲載した。

中国共産党系の環球時報は24日、米メディアが北京冬季五輪の「人工造雪依存」を蒸し返しているようだが、中国側はずっと前にこの問題について回答しているとする記事を掲載した。

記事によると、米ブルームバーグは22日付の記事で、世界的な気候変動の影響により冬季五輪などの大規模なウインタースポーツイベントでは人口造雪がもはや「定番」となっていると認めた一方で、北京冬季五輪で使用されるスキー場が人口造雪に依存しているため、地域で深刻な水不足を起こす可能性があると懸念を示した。

これについて、記事は、北京冬季五輪の組織委員会が昨年11月の記者会見で、「人工造雪は地域の水使用安全と生態環境に影響を及ぼすことはない」との見方を示したことを取り上げた。

それによると、大会組織委は「世界的な雪上競技の開催状況を見ると、競技用の雪質を保証するため、国際的な重要イベントのほとんどが人工造雪を採用している」とした上で、「北京冬季五輪の雪上競技が主に行われる北京市延慶区と河北省張家口市崇礼区の山間部は独特な気候条件を備えており、自然の降雪が多い」と指摘。冬季五輪期間中と終了後に必要な水の量が地域の水使用量全体に占める割合を明示した上で、「人工造雪は地域の水使用安全と生態環境に影響を及ぼすことはない」とした。(翻訳・編集/柳川)

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